元サッカー日本代表の内田篤人さん。
今回は、そんな内田選手のお嫁さんや子供などの『家族』をご紹介します。◆実家は静岡
内田篤人選手は、静岡県田方郡函南町(かんなみちょう)の出身。
幼稚園の頃にJリーグが開幕した影響もあり、函南町立函南西小学校に上がると、自宅から近い函南SSSに入りサッカーを始めました。
『サッカーを始めたきっかけは、特にはないんですけど、サッカーが盛んな静岡県出身だからという感じですね。』
と、当時を振り返っています。
この頃から自然体ですね
函南町立函南中学校時代は目立った活躍をしていませんが、それでもサッカーの名門・清水東高等学校に入学。
U-16日本代表早生まれセレクションに参加したあたりから頭角を現します。
当初はFWでしたが、俊足を生かすためにサイドバックに転向。
次第に高校サッカー界有数のサイドバックの地位を固め、高校卒業の2006年に鹿島アントラーズに入団しました。
高校時代の内田さんは、ベッカムに憧れ、髪型を真似したり、スパイクもベッカムモデルを選びました。
イケメンはイケメンに憧れます
ミーハーな面がありながらも、練習に明け暮れる日々。
高校時代の練習はハードで、内田さんは当時を振り返ります。
高校卒業後の内田さんは大活躍。
アントラーズからドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04へ移籍するとともに、日本代表としても定着。
2014年のブラジルワールドカップでは、全試合に出場しています。
◆父親の職業は?
内田篤人さんの父親の名前は、内田静弥さん。
父・静弥さんは、中学の体育教師であり、お父さんが勤務する中学校に、内田選手は通っていました。
多感な時期に、父親が自分の学校にいるのは微妙な気がしますね
でも内田選手は、全然気にならなかったらしく、学校でも普通に「お父さん」と呼んでいたそうです。
ちなみに父・静弥さんはバスケ部の顧問でしたが、『バスケをやれ!』とは一度も言われませんでした。
2017年には、伊豆の国市大仁(おおひと)中学校に勤めています。
ここでもバスケ部の顧問みたいです
◆母親は元陸上選手
内田選手の母・澄江さんは、元陸上の短距離選手でした。
内田さんの俊はお母さんのDNAなのでしょう!
しかしお母さんはDNAだけでなく、生活面でもサポートしてくれました。
高校時代の内田さんは、学校まで片道1時間半かかるので、毎朝5時30分の始発に乗ります。
お母さんはそれより早く、4時半には起きて弁当を作ってくれました。
さらに、最寄り駅までは車で20~30分の距離があったので、それもお母さんが送り迎えをしてくれました。
お母さんに感謝ですね。
2008年ごろ、内田選手が原因不明のおう吐に苦しんでいる事を知ると、仕送りの荷物に
『丈夫な子どもに生んであげられなくてごめんなさい』と手紙を忍ばせました。
手紙を読んだ内田選手は、母・澄江さんを心配させまいと『もう、おう吐は治った』
と宣言。
吐き気をこらえ、胃液を飲み込み、吐くときは唾を吐くふりをして耐えたそうです。
◆保育士の姉
内田篤人選手のお姉さんは、内田選手より2つ年上で、やはり足が速く、現在は保育士をされているそうです。
お姉さんが勤める保育園の子供たちは、ACジャパンのCMでユニフォームにメッセージを書いた内田選手を見て、シャツに落書きをしていいと勘違いしました。
お姉さんは、『(子供たちが)篤人のマネをして大変なんだよ』と話しています。
◆妹も保育士
内田篤人選手の妹は、内田選手より2つ年下で、名前は「ゆう」さん。
妹さんも足が速く、東京で保育士をされています。
内田選手は妹の事が心配で、次のように語っています。
お兄ちゃんとしては、変な男が寄ってきたら、もうホント、キレますよね(笑)
1人暮らしなんて絶対させられないです!
テレビで、妹さんと長友佑都(ながとも・ゆうと)さんがメールをしていると紹介されたことがあります。
長友選手は、
『妹がめっちゃかわいい!』
と満更でもなかったそうですが、内田選手は『長友さんはムリですね』とにべもありません。
◆妻は幼なじみ
内田篤人選手は、2015年5月25日に結婚しています。
お嫁さんは小学校、中学校の同級生で幼なじみ。
内田選手が昼休みにサッカーをしているのを、丸太の上(?)から応援してくれていたそうです。
◆子供は女の子2人
内田選手、待望の子供(第1子)については、2016年の秋ごろに誕生しています。
元気な女の子でしたが、内田選手のケガのために公表が遅れ、公表されたのは2017年5月になってからでした。
内田選手は「ハンブルガーSV」戦の後、長女とともに場内を一周し、「シャルケ04」のサポーターにお披露目しています。
2人目の子供は非公表でしたが、2020年8月の引退セレモニーでは、2人の子どもと慣れ親しんだカシマスタジアムを一周。
非公表であったため、一部メディアでは「長女と長男」と紹介されましたが、
『どこかに男の子って書いてあったけど、2人とも女の子です』
と訂正されています。
◆まとめ
これまで見てきたとおり、内田篤人選手の活躍の陰には、温かく支えてくれる『家族』の姿がありました。
これからも家族のために、内田選手の挑戦は続いていきます!